2016年7月31日日曜日

シンゴジラ 感想

 エヴァの庵野監督がプロデュースしているゴジラが7/28より公開ということで見に行きました。

以下、感想です。

よかった点
・ゴジラの動きを現在のCGを駆使して表現している点
・冒頭のゴジラが東京に上陸したときに市民が逃げ惑う表現をカメラをぶらせることでうまく表現した点。
・俳優人を脇から固めており演技が安定していた点
・今までのゴジラは「ゴジラが海に戻っていく」パターンが多かったが今回は違ったのがよかったです。

悪かった点
・前半30分のCGの出来が悪い
⇒橋が壊れるところなどCGが結構適当で違和感を感じました。全体のバランスからみて前半30分はCGの出来が悪いように感じる。
・ゴジラのこれじゃない感がある
⇒ネタバレになるので深くは言及しませんがゴジラの斬新な設定に少し戸惑います
(劇場で見てください)
・ゴジラの戦闘シーンが思ったより少なく、物足りない。政府内のやり取りが主のためパニックSF映画としてはマイナス。どちらかといえばヒューマンドラマ(?)、現在の日本のあり方に対するアンチテーゼとしてみたほうがいい映画となっている。
・庵野さんがプロデュースしていることもあり、字幕の出し方、ストーリー構成がエヴァを彷彿とさせる。ところどころでエヴァのBGMをが流れたときは違和感を感じました。これは、庵野さんなりの遊ぶなのかな?

評価としては5点満点中3点の作品です。
特に政治的なやり取りを主軸とした話の展開はよくなかったと思います。
ゴジラを見に行くと思うと裏切られると思います。

この作品は庵野監督のリハビリと趣味をかねた作品としてみたほうがいいかと思います。

PS.早くエヴァの次回作公開されないかな~東京五輪より前だといいな~

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